1位については今回は該当者無しとし、新たに奨励賞4人を追加いたしました。外国からを含め127点の応募作品を受理し、その中より下記作品を選定させて戴きました。入選から外れた中にも多くの心を打つ作品があった事、審査する者も作品に多くの情熱に燃えた表現を見出すことが出来たこと、一同深く御礼を申し上げます。また応募の手続きをサポートして頂いた関係者の皆様に審査員一同、改めて深く御礼を申し上げます。
NPOエコ平板支援協会
理事長 橋田 隆明
入選作品 |
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入賞2位 甲斐田 勇 |
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入賞3位 堀江 昌弘 |
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奨励賞 江口 瑠夏 |
奨励賞 バルッレッタ アントネーラ(イタリア) |
奨励賞 塗 敦子 |
奨励賞 鈴木 政弘 |
以上6名の方に賞状、記念品、賞金を贈呈いたしました。
主催者NPOエコ平板支援協会では上記入賞者の作品3点をモザイクで製作中です。完成次第協会ホームページにて公表させていただきます。
第2回モザイク原画募集
2016年9月に募集予定をしています。今回は熊本、大分地震被災地アート支援を念頭に進行させていただく所存です。詳しい情報は9月より協会のホームページに掲載させていただきます。 特定非営利活動法人エコ平板・防塵マスク支援協会は、独自に開発したモザイク平板の製作技術を特別支援学校や福祉作業所に通う知的障がい者に伝え、その製作品を建設工事(道路、公園、壁画、床面等)に普及させることで、障がい者の能力開発、社会的自立と参加を支援してきました。
1999年の設立以来、建設現場より余剰材、廃材として出る、石、タイル等を細かく砕き、コンクリート平板の上にモザイク状に並べる「エコ平板」と名付けたモザイク平板を様々な形で進化させ、今現在全国19の福祉作業所、特別支援学校がその製作に携わっています。モザイク平板の設置個所は、全国240ヵ所を超え、官民の建設工事に福祉が参入できる道筋を開き、手作りの味わいのある街づくりに貢献するものとして高い評価を受けてきました。
今回障がい者の皆さんの手による原画を募集することにより、デザインの段階より障がい者が関わる機会を設け、障がい者の感性豊かなアートに対する理解と認識を一般に広く求め、共生社会実現への一歩としたいと考えます。
障がい者の手によるモザイクアートの原画募集要項
募集作品は、知的または精神障がい者手帳の保有者が製作された、未発表のものに限ります。
テーマは自由。
A3サイズの白い用紙(紙質自由)に描いた絵で、一次審査用には、カラーコピー1部、二次審査用には原画を提出頂きます。
受賞された原画は、壁画、床、舗道等に使用するモザイク表現の原画として使用される予定です。
最優秀賞 1点 賞状及び記念品、副賞10万円
優秀賞 1点 記念品及び賞状 副賞 3万円
奨励賞 1点 記念品及び賞状 副賞 2万円
審査委員 | |
橋田 隆明 | 協会理事長(英国エディンバラ大学大学院博士課程卒、工学博士、 一級建築士) |
森岡 慎也 | 石像彫刻家、協会モザイク製作指導員(東京芸大大学院卒) |
和田 順乃 | 協会理事、モザイク製作指導員(東京芸大卒) |
住野 久美子 | 株式会社日本モザイク代表 |
マルティーナ・ディエゴ | 日本文学研究者(ローマ・ラ・サピエンツァ大学院修士課程修了、東京外国語大学及び東京大学留学) |
応募者に際しては、応募者の住所、氏名、性別、生年月日が明記された、本人の障害者手帳のページを必ず添付して下さい。この添付がなき場合は、選考の対象となりませんので、ご注意願います。
作品の説明を希望される応募者は、150字以内の文を添えて下さい。
但し、説明文の内容は選考の対象外とします。
一次審査用に送付されたカラーコピーは、返却致しません。
一次審査で10作品を選考し、選考された方には原画を提出して頂きますが、賞を受賞した作品については、表彰と共に同意書受領後、作品の所有権、著作権は当協会が保有することになります。受賞されなかった二次審査対象者の作品は、当協会より書留便にて返却致します。
募集サンプル |
新築仙台こぶし作業所ピーターパン壁画(旧作業所3.11により崩壊)2013年11月完成 |
埼玉県鴻巣市庁舎別館壁画 花を積み風に乗るコウノトリガレイ船と妖精たち 2014年11月完成 |
静岡市石田消防本部ホール 製作参加 北養護高等部 2014年6月完成 |
石巻市”がんばろう石巻”「海と空へのポスト」 2014年9月完成 |
陸前高田市 奇跡の一本松足元モザイク 原画やなせたかし 2015年3月完成 |